宅地建物取引士に挑戦する理由
行政書士試験に合格してからステップアップする資格として宅地建物取引士があります。
ステップアップになるのか、ステップダウンになるのかは微妙ですが、行政書士と宅地建物取引士のダブルライセンスは比較的多いように思われます。
おそらくですが、ほとんどの行政書士と宅地建物取引士のダブルライセンスの方は、業務の広がりを考えて取得していないのではないでしょうか。
行政書士業務は許認可が主な業務です。
宅地建物取引士は不動産売買が主な業務です。
両社に直接的なつながりはなく、ダブルライセンスの相乗効果は期待薄です。
行政書士と宅地建物取引士とのダブルライセンスは業務の広がりという点で考えると疑問が多いのですが、取得効率から考えると非常に効率的です。
行政書士と宅地建物取引士の取得について
- 民法の知識が活かせる
- 行政書士試験より難易度が低い
①民法の知識が活かせる
行政書士試験で勉強した民法の知識を十分活用できます。
出題内容も行政書士試験の民法よりも簡単なので、既に行政書士試験の対策で民法を十分勉強された方は、民法以外の分野を集中的に勉強することができます。
出題数も全問50問の内、民法だけで14問出題されます。実に28%です。
②行政書士試験より難易度が低い
宅地建物取引士は行政書士試験よりも難易度が低いです。
その点も行政書士試験に合格された方が次に取得する資格として人気の理由にあげられます。
宅地建物取引士
試験期日(平成30年度)
平成30年10月21日(日)
- 筆記試験
- 権利関係
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税金その他
難易度
合格率の平均は15%程です。
相対評価の為、上位15%に入ることが必要になります。
受験者推移
近年受験者数はやや増加傾向にあります。
不動産業界の景気が良いことが原因の一つかもしれませんが、過去10年間ほぼ横ばいですので、今後も同様の傾向になると予想されます。
勉強期間
200時間から300時間程といわれています。
隙間時間で充分合格を手に入れることができる資格です。
おすすめ通信講座
KIYOラーニング(通勤講座)
コース
宅建士合格コース
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