行政書士試験①:岡野ゼミと合格道場で過去問集中(7月~9月)

勉強行政書士試験の独学記

行政書士試験の過去問はこの二つで完璧
「岡野の合格無料ゼミ」「合格道場」を使って過去問学習。

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はじめに

「クマべえの法律入門講座」で基礎中の基礎を身につけて、「独学お助け隊の行政書士講座」で行政書士試験の全範囲を一応網羅した形となり、「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」で弱点の民法をフォローしたところ、自分の中でどれだけ身についているか確認する必要がでてきました。
ここでようやく、過去問に入ります。
そうは言っても本試験まで半年を切っているので、過去問の出来次第では受験を見送る決断をしないといけないと思いつつ、二つの問題サイトを見つけたので、両方やってみました。
一つは「岡野の合格無料ゼミ」です。「岡野の合格無料ゼミ」は一問一答形式で手軽に問題を解くことができるのでお勧めです。といっても、「行書のたまご」は、この時点では、ほんの少し試しただけでした。理由は、①全てやり終えるには、時間が足りない。(7,000問あるので)②実際の本試験の過去問を解いてレベルを把握したい。という理由で、「合格道場」にすぐに移行しました。
「合格道場」では無料で年度別の過去問を解くことができる上、解説が非常にわかりやすくて詳しい。そのうえ、過去に解いた問題の正解、不正解の履歴が表示されるので、過去問を回していく際に不正解部分のみ回すこともでき、使い勝手がとてもよいので、おススメです。

「岡野の合格無料ゼミ」

良い点

1.問題数が多い。
2.記憶定着するように習熟度が設けられている。
3.偏差値やランキングが表示され、客観的に自分の位置を把握できる。

悪い点

1.回答者による解説がメインなので、適切かどうかをある程度見極めないといけない。
2.行政不服審査法の改正対応がされていない。
3.最新の過去問は登録されない。

使い方

1.難易度を選択できるので、おススメは「普通」→「上級」→「初級」の順で進めるのが良いと思う。「初級」は穴埋めが多いので最後でもよいと思います。
2.単元を絞り込んだ集中学習を推奨。

コメント

新しい問題が追加されないようなので、このサイトだけで過去問を理解できないため、次に紹介している「合格道場」のような新しい過去問サイトと並行して活用する必要がある。
ただ、自分の習熟度の理解の為に単元ごとに問題を集中して解くことができるため、過去問を解きながら、各単元を強化することができる。

おススメ度

「法学初学者:★★★★★」「法学経験者:★★★★★」

「合格道場」

良い点

1.サイトが見やすい
2.解説が充実している
3.正解、不正解の履歴が残る
4.過去問の年数が多い

悪い点

0.なし

使い方

1.ひたすら過去問をといて、間違った問題を何度も解きなおす。必ず解説を熟読してください。

コメント

過去問サイトは「合格道場」だけでも良いと思います。電車の中とか隙間時間を見つけて、ひたすら過去問をときまくる。
常に解説を読み理解をしてから次へ進むというやり方。
過去問は3年毎に回していくのがいいかも。「行書のたまご」は10年毎に回そうとして回りませんでした。

おススメ度

「法学初学者:★★★★★」「法学経験者:★★★★★」
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感想

1.本質

「行書のたまご」は、まず、「岡野の合格無料ゼミ」からはじめました。レベルは「普通」。分野の絞り込みはしないてすべての分野から出題される設定(デフォルト)で解き始めました。すると、なんと、6割くらいは正解するんです。行政書士試験の合格点は300点中180点、そう、6割です。と、一瞬思いましたが、甘い。実際の過去問では選択肢が5肢あるので、6割の正解率だと話にならない結果が待ち受けているのです。「行書のたまご」は、この時点ではまだ、気づいていませんが、この後、「合格道場」で本番の過去問を解くことにより、現実を思い知らされる結果となります。さて、6割以上解けるというハイテンションの状態で「岡野の合格無料ゼミ」を50問程(全7000問の内)解いたところで、意気揚々と「合格道場」の過去問を解き始めます。すると、なんと、5割取れない。テンション下がりまくりで、「岡野の合格無料ゼミ」は使えないという判断を下します。(本当は、「岡野の合格無料ゼミ」をきちんと活用できれば合格に一気に近づける事実を知ることもなく、この時点で勝手に判断してしまいました。その点が独学のつらいところです。)

2.発見

その後は、ひたすら「合格道場」を解きまくっていきます。ひたすら過去問を通勤電車の中でスマートフォンを片手にひたすら解きまくります。すると、行政書士試験に必要なレベルというのが見えてきました。はい。確実に今の「行書のたまご」は論外です。

3.あきらめ

この時期に「行政書士試験」の申請時期になり、妻に、今年は絶対受からないから受験しないでおこうと思うと伝えたところ、記念受験でもしてきたらと、やさしく送り出してもらいました。この時点で、合格はできないと確信をもった「行書のたまご」は、来年の「行政書士試験」に向けて勉強を継続していくことになりました。

4.気づいてしまった

本来なら、この時点で勉強方法やスケジュールを見直して、基礎からやり直すべきだったと思うのですが、今年度の試験を受けるために、とにかく、「合格道場」の過去問を解き続けていくことになります。ある程度、過去問を解いて新たに気づいた点があります。それは、条文知識がない。判例知識がない。という致命的な問題が浮かび上がりました。
いまさら、行政判例なんて読んでる時間もないし、途方に暮れた結果、絞り込む、徹底的に絞り込むことに決めて10月から条文と判例を集中学習することになっていきます。

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