行政書士試験①:民法を制すれば司法試験を制する?(6月)

勉強行政書士試験の独学記

行政書士試験の民法に弱い方へおすすめ。
「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」で民法の基礎の基礎を確実に理解する。

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はじめに

行政書士試験に合格するためには民法の知識は非常に重要になります。が、「行書のたまご」は現時点で民法の知識は合格に程遠いものでした。このままでは、ダメなので、今月は民法の基礎を集中的に勉強することにし、「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」に取り組むことになりました。
「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」は民法を理解しやすくするための対抗関係などを図を中心にしてとても分かりやすく解説してくれているサイトです。サイト自体は宅建合格用のサイトですが、行政書士試験の民法においても、その土台作りという意味では「行書のたまご」にとって救世主的なサイトでした。
おそらく、「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」に出会っていなければ、民法の基礎の理解ができないまま、過去問を何度もやっても、合格点など程遠い状態になっていたと思います。「行書のたまご」が学習していた当時は各単元の最後に練習問題がほとんどありませんでしたが、現在はかなりの単元で練習問題が十分にあるので、インプット作業とアウトプット作業が並行してできることで、知識の定着率は格段に上がったと思います。

「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」

良い点

1.図表を交えた解説でとても分かりやすい。
2.各単元毎に論点が練習問題として掲載されているので、学習効率が非常に高い。
3.民法の基本を確実に理解するのに最適。

悪い点

1.各単元毎の練習問題の解答に間違いが少々あるため、理解しながら確認しないと間違った回答を覚えてしまう。
2.宅建用の学習サイトのため、民法の問題も少し簡単なものになっている。

使い方

1.民法に苦手意識のある方は知識の再確認のために活用できます。
2.民法初学者にとって必ず一度は学習すべきサイトです。

コメント

とても分かりやすい解説で理解しやすいサイトです。民法自体がたくさん覚えることが多いので、じっくり勉強しても、どんんどん忘れてしまいます。そのため、理解度チェックとして単元毎にある練習問題の有無が重要になります。

おススメ度

「法学初学者:★★★★★」「法学経験者:★★★★☆」

目次

意思表示
心裡留保
虚偽表示
錯誤
詐欺
脅迫
制限行為能力者
制限行為能力者とは
未成年
成年被後見人
被保佐人
被補助人
制限行為能力者の相手方の保護
代理
代理
復代理
無権代理
表見代理
自己契約、双方代理の禁止
時効
取得時効
消滅時効
時効の中断事由
時効の援用
時効利益の放棄
契約総論
停止条件
請負契約
債権と債務
債権・債務とは
債務不履行
同時履行の抗弁権とは
危険負担とは
損害賠償請求
損害賠償額の予定
契約解除
債権譲渡
債権者代位
不法行為
不法行為
債権の消滅
弁済
相殺
免除
混同
保証・連帯保証・連帯債務
売主の担保責任
担保物権と被担保債権
保証
物上保証
求償権
連帯保証
連帯債務
担保物件
留置権
質権、債券質
先取特権
物上代位
不可分性
抵当権
根抵当権
所有権・相隣関係・共有・地役権・地上権
物権
所有権
相隣関係
根・枝の切除、切取権
共有
地役権
物権変動
物件変動
賃貸借契約
賃貸借(民法)
借地権(借地借家法)
借家権(借地借家法)
相続
相続とは
相続の計算(法定相続分)
欠格と排除
代襲相続
相続放棄と承認
遺産分割の禁止
遺言・遺贈
遺留分・遺留分減殺請求
区分所有法(マンション法)
専有部分と共用部分
敷地利用権・敷地権
管理組合(管理組合法人)と管理者
集会
不動産登記法
不動産登記
仮登記
分筆登記と合筆登記
厚生登記、変更登記、付記登記

引用元:宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法

感想

1.ギャップ

「行書のたまご」は6月はひたすら「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」を学習していきました。一度ではすべて記憶できないので、2回回しています。解説の読み込みと練習問題をすべて2回回しています。それでも、行政書士試験の民法を解こうとすると、すんなりと解けない問題が多くあります。なぜかというと、「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」では民法の論点の基礎を解説してくれているので、行政書士試験のような少し複合的な問題が出てくると知識の応用が重要となってきます。予備試験のように複雑な論点を聞かれるのではないので、あくまでも、基礎的な知識を応用できるかどうかが、行政書士試験での民法攻略のポイントになります。

2.関連科目

「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」では宅建用の学習サイトのため、「借地借家法」「区分所有法」「不動産登記法」も民法の中に含まれてしまっていますが、余裕がなければやる必要はないと思います。最優先は民法の基礎を確実にすることを目標として、余力があれば「借地借家法」「区分所有法」「不動産登記法」を一読してみるのも良いかもしれませんが、「行書のたまご」は余力がないのでこれらの単元は読んでいません。正確には「借地借家法」を少し読みましたが、民法の賃貸借と混乱しそうになったので止めました。
ただ、行政書士試験に「借地借家法」が出ないかというと必ずしも出ないとは言い切れないので、その点は過去問+練習問題で補おうと思っています。

3.結果

6月に集中して「宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法」で民法の基礎を理解できたことで、過去問を見ても4割くらいは正解できる状態になってきました。冷静に考えると、この時期で4割の正解率では相当やばい状態ですが、「行書のたまご」は全く理解できていないレベルから4割理解できるレベルに成長できたので、とても満足しています。

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