行政書士試験①:試験当日の様子(はじめての資格試験に挑戦)

勉強行政書士試験の独学記

会場の様子や受験当日の様子をお伝えしていきます。
初受験の方の参考になれば幸いです。

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初受験

「行書のたまご」にとって、人生初の資格試験となる行政書士試験が2017年11月12日(日)にありました。

ただ、全く緊張感はありません。理由は、合格できないと確信しているからです。
ではなぜ、不合格になるとわかっているのに受験したのかというと、来年度の行政書士試験合格の為に、会場の雰囲気や、他の受験生の様子などを見ておきたい、感じておきたいと思ったので受験することになりました。
まぁ、既に受験料収めているので、受けないともったいないという事のほうが大きいかもしれませんが。

試験概要

  1. 試験日 :2017年11月12日(日)
  2. 試験時間:午後1時~4時の3時間
  3. 試験会場:某所(丘の上にある学校でした)
  4. 受験回数:1回目

では順に当日の様子をお伝えしていきます。

①会場まで

「行書のたまご」の自宅から会場最寄りの駅まで電車で約2時間かかります。(超田舎なんです)
その電車のなかで怪しい人発見!

言い方悪いかもしれませんが、
こ汚い服で、髪の毛ぼさぼさ、汚れたリュックを持った50歳くらいの男性に目がいい気ました。明らかに電車で浮いた存在感はある意味、尊敬します。
その方が手にしていたのが、行政書士試験の問題集。一問一答形式で赤いシート片手に問題解いていました。
「行書のたまご」は、いやいや今からガチで問題解かなくてもいいんじゃないかいと思いつつ、行政書士を目指す方っていろんな方がいらっしゃるなと実感しました。
というのも、前々から、ネットなんかで受験者の傾向を見ていると、士業を目指す方は変わり者がある程度はいます。
その中でも、行政書士試験を受けられる方には特に、割合が多いような気がしています。

少し話がそれましたので、戻します。

会場最寄りの駅についてから、会場までの生き方はグーグルマップで予習済みでしたが、一応、スマホでグーグルマップを見ながら進んでいきました。
最寄り駅から会場まで距離がある場合は、事前に行き方を予習しておくことをおすすめします。
なぜかというと、試験当日はある程度緊張していると思うので、道に迷ったりすると余計に焦ってしまい、覚えてたことなんて吹っ飛ぶことがあるからです。
そうならないために、グーグルマップのストリートビューを活用して実際に最寄駅から会場まで歩いてみてはいかがでしょうか。
「行書のたまご」の場合、最寄り駅から会場まで、ひたすら坂道(上り坂)でしたので、息が上がらないようにゆっくり歩いていきました。
そのときに、受験生の方がちらほらいましたので人間観察してみたところ、普通の人たちでした。

②会場到着

会場に到着してから、まず確認することがあります。それは、①自分の机、②近くのトイレです。
「行書のたまご」はまず、自分の教室、自分の机を探しました。受験番号の範囲別に各教室の入り口に張り紙があり、各教室の出口付近に監督官の方がいらっしゃいました。
受験番号の該当する教室を探すのは張り紙を順にみていくだけなので何も問題なく、見つけることができ、入室後、次は自分の机を探します。
各机の上に受験番号表が置かれており、自分の受験番号の机を探します。
「行書のたまご」の感想は「机小さっ!」です。
高校で使う机くらいのスペースしかないので、答案用紙と問題冊子を広げると机の広さをオーバーしてしまいます。せめて、長机にしてほしかった。

「行書のたまご」は、試験開始の1時間前に到着しましたが、この時点で教室内の席は3割くらい埋まっていました。
ひとまず、自分の席もわかったし、トイレの位置も確認したので、いったん外に出ます。

会場の外には勉強している人がたくさんいて、特に印象に残ったのは、若い人(大学生くらい)が多かったという事です。
恐らく、その若者たちは法学部か法科大学院の学生かなと思いつつ、頭の中では、法学部生はまだしも、法科大学院生は行政書士受けちゃいけないでしょうと叫んでしました。
そもそも、法科大学院は弁護士になるための学校であって、行政書士になるには全く必要ないからです。
腕試しという事をよく聞きますが、行政書士試験が司法試験の腕試しになるかどうかは疑問です。
ただ、今の法科大学院から司法試験を受験しても合格できる保証はありませんので、最低限の資格として行政書士を持っておくという事もわからないでもないですね。

③試験官

試験開始時間が近づいてきたのでトイレに行って席に戻ります。
机の上には茶封筒が置いてあって、不要なものは全てその中に入れておかないといけません。スマートフォンの電源を切って、筆記用具以外の荷物は床の上に置くか、茶封筒にいれて置いておきます。
その後、試験官からの注意事項の説明があったんですが、「行書のたまご」の教室では男性の試験官と女性の試験官の2名体制でした。
男性の試験官が説明してくれるのですが、明らかに離れしていない。緊張と焦りでこちらが心配になるような説明でした。
なお、試験官は両者ともに行政書士の方でしたが、男性の試験官を見ていると、行政書士の業務ができるのかどうか心配するようなぎこちなさでした。
そうこうするうちに、試験が始まります。

④試験中

はい。集中して、ひたすら解く。
「行書のたまご」は1問目からはじめて、記述を飛ばし、文章理解まで終わった段階で残り、20分でした。
この残り時間で記述の回答をする必要があるんですが、ここで、自分で裁判官になったつもりで、知っている知識をフル活用で記述していきます。正誤は考えない。
そして、無事?5分前に全問終了。当然ながら、見直す時間は残り5分なので、見直ししませんでした。
午後4時試験終了。

⑤試験後

試験終了後、解答用紙の回収の際に、隣に座っていた若者の答案が見えました。(カンニングではなく、試験終了後の回収時に見えただけです)
なんと、多肢選択の欄が白紙。
それをみた「行書のたまご」は疑問だらけです。
多肢選択は問題自体が比較的簡単なので、得点源にできるはず。にもかかわらず、白紙という事は、全く勉強していないのか、それとも、完璧すぎて多肢選択を解く必要がないレベルの方なのか。
どちらにしても、そこは解いておこうよと思いました。

⑥試験後

試験終了後、一気に受験生が帰路につくので、めちゃくちゃ混雑します。
駅までの道のりと駅でも混雑。
あと、会場を出たところで予備校の方が早くも集客していました。(表向きは解答速報を配っていましたが、実際は落ちたらおいでというところでしょうか。)

⑦感想

「行書のたまご」にとって人生はじめての資格試験を受けて、実際の環境で試験を受けることの大切さを身にしめて感じました。
予備校の模試など受ける方もいるかもしれませんが、やはり、本試験のような多くの受験生が集まり、試験官も付いた形で試験を受ける事により、自分なりの受験スタイルがあっているのかあっていないのかの確認にもなりました。
本当は、一発合格できれば問題ないのですが、「行書のたまご」は来年の行政書士試験に向けた予行演習としてとても有意義な一日でした。
みなさんは、一発合格目指して勉強してくださいね。

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