行政書士試験の独学対策室
今回は「民法(親族・相続)」です。
行政書士試験に向けて、民法(親族・相続)はどのような点に注意して、どのような勉強をしていくと効率が良いか、実体験を元に紹介していきます。
民法(親族・相続)の勉強法
1回目受験時
テーマ
行政書士試験の民法(親族・相続)の分野で5割以上とる。
勉強内容
基本的には民法(総則)と同じです。
行政書士試験において、民法の親族・相続の分野の問題はあまり出題されません。
ですが、全く出題されないわけではないので、何らかの対策が必要となります。
民法(親族・相続)の分野は他の民法の分野以上に過去問重視で良いと考え、「行書のたまご」は過去問主体の勉強をしました。
全体的な勉強法は、他の民法の分野と同じです。
違う点は、他の民法の分野と比べて、過去問を重視したという点です。
勉強順
- クマべえの生涯学習大学校:法律入門講座
- 独学お助け隊の行政書士講座
- 合格道場
- 宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法
- 合格道場
1.クマべえの生涯学習大学校:法律入門講座
一読しただけです。
2.独学お助け隊の行政書士講座
こちらも一読しただけです。
3.合格道場
間違えた問題を何度も解き、最低2回連続で正解するまで解いていきます。
この時点ではかなり正解率は悪いです。
はじめてみる問題ばかりで、これまでの自分の感覚だけで正解、不正解を判断しないといけないので、仕方ないです。
重要な点は、必ず、解説をじっくりと読むという事です。
その点「合格道場」は解説が豊富なので、過去問からでも民法(親族・相続)の勉強ができます。
4.宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法
一読すれば十分です。
5.合格道場
全問正解するまで解き続けます。
「行書のたまご」の1回目の受験時では過去10年分を1.5回程まわした程度で終わってしまいました。
不合格の原因
勉強不足です。
2回目受験時
テーマ
行政書士試験の民法(親族・相続)の分野で8割以上とる。
勉強内容
とにかく過去問を多くこなす。
勉強順
- 宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法
- 岡野の合格無料ゼミ「民法(親族・相続):標準レベル」
- 岡野の合格無料ゼミ「民法(親族・相続):上級レベル」
- 合格道場
1.宅建合格パートナーLETOSの無料テキスト民法
一読で終了します。
2.岡野の合格無料ゼミ「民法(親族・相続):標準レベル」
習熟度が90%以上になるまで何度も解きます。
「民法(親族・相続):標準レベル」は他の民法の分野と比べると初回正解率が少し高かったので早く終わった感じです。
過去問を解いていくと、問われるポイントが限られているように思えるので、試験対策としても、過去問である程度対応できるのではないかと思います。
3.岡野の合格無料ゼミ「民法(親族・相続):上級レベル」
習熟度が90%以上になるまで何度も解きます。
標準レベル同様に、あまり苦労しなかった感じです。
1問当たりにかかる時間が短い点と、知っているかどうかで即答できるので、早く終わった感じがしています。
4.合格道場
掲載されている全過去問を解きます。
このときに、間違えた問題は時間を空けて何度も解きます。
出来れば5回連続正解するまで続けていきたいです。
1回目の受験時の勉強で、ある程度の勉強はしてきているので、間違えた問題を5回連続正解するまでといっても、間違えた問題自体が少ないので時間的にも対応可能です。
もし時間がない場合は、3回連続正解でクリアにしても良いと思います。
民法全般に言えることですが、どれだけ問題をこなしたかが、得点に繋がってきます。
条文読みや基本書の理解も大切かもしれませんが、民法に限っては、問題を解くことからはじめたほうが効率的かもしれません。
民法(親族・相続)の学習ポイント
過去問と解説の読込みで対応可能と考えます。
時間がある方や、過去問だけでは不十分な方は、公務員試験の問題を解くことで、新しい問題への対応力が付くと思います。
「行書のたまご」は時間的にそこまでやる時間がありませんので試していませんが、無駄にはならないはずです。
ただし、注意点として、ひとつの問題集をやり始めたら必ず最後までやり遂げてから、新しい問題集に取り組むようにする必要があります。
あまりにも手を広げすぎても身につくまで時間がかかるので、中途半端に進めるくらいならやらないほうがいいと思います。
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