商法(行政書士試験の独学対策室)

勉強勉強法

行政書士試験の独学対策室
今回は「商法」です。
行政書士試験に向けて、商法はどのような点に注意して、どのような勉強をしていくと効率が良いか、実体験を元に紹介していきます。

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商法の勉強法

1回目受験時

テーマ

行政書士試験の商法の分野で5割以上とる。

勉強内容

1回目の受験時の商法の勉強は、正直、捨てていました。
理由は、商法は1問ほどしか主題されないので、じっくり勉強してくのは無駄と考えました。
そのため、過去問を解いただけで対策終了しました。
絶対的な勉強量は不足していますが、商法は実際の商取引を想像して、どうなるかを予想するだけでも結構得点できると思います。

勉強順

  1. 合格道場
1.合格道場

「合格道場」で過去問を解く中で、当然、商法の出題もあるのでそこで勉強しました。
結果としては不十分といった感想です。
当然ですね。
1年で1問しか出題されないのであれば10年分解いても10問です。
理解出来るわけがありません。
ただ、過去問の数問だけでも、間違えた問題をベースに、自分の経験してきた商取引と、商法の違いを明確にすることで、得点に繋げることができると思います。

不合格の原因

勉強不足です。

ただ、商法に関しては、勉強に時間をかけるかどうかは、個人差があると思います。
理由は、行政書士試験では圧倒的に行政法の出題がメインになります。
つまり、行政法が出来ない限りは、いくら商法が得意科目になっても合格は見込めません。
また、行政法に限らず、民法も重要な科目ですので、民法が出来ないと、行政書士試験での合格は難しくなります。
行政法、民法、憲法の3科目の勉強が終わってから、商法の勉強に時間をかけることが重要です。

2回目受験時

テーマ

行政書士試験の商法の分野で8割以上とる。

勉強内容

1回目の受験時は商法はあきらめていました。
出題されて得点できれば儲けものみたいな感じです。
2回目の勉強時には、既に1回目の勉強時に、行政法、民法、憲法と重要科目の勉強が終わっていること、1回目の行政書士試験の翌日から2回目の試験に向けて勉強をはじめたので十分に勉強時間がありました。
そのため、2回目の勉強時は商法も確実に勉強することにしました。
2回目の勉強時は1回目と同じく過去問重視の勉強ですが、問題を解く数を大幅に広げました。
「行書のたまご」が実際に勉強した内容をお伝えします。

勉強順

  1. 岡野の合格無料ゼミ「商法:標準レベル」
  2. 岡野の合格無料ゼミ「商法:上級レベル」
  3. 合格道場
1.岡野の合格無料ゼミ「商法:標準レベル」

習熟度が90%以上になるまで何度も解きます。
数百問の問題が商法で掲載されているので、問題量的にも十分な量を確保できます。
これだけの問題を解いておくと、同じ視点の問題が何度も出題されていることに気づきます。
そこに気づくことで、商法の勉強において重要な部分が見えてきますので、時間をかける部分とかけない部分のメリハリができるようになります。

2.岡野の合格無料ゼミ「商法:上級レベル」

標準レベルと同様に習熟度が90%以上になるまで何度も解きます。
岡野の合格無料ゼミ「商法:標準レベル」で90%以上の習熟度になっても上級レベルはやはり難しいです。
行政書士試験において、商法に関しては「岡野の合格無料ゼミ」の標準レベルと上級レベルの両方で習熟度90%以上に到達すればほぼ理解できている状態になると思います。
注意点として、商法の勉強に時間をかけるかどうかは、行政法、民法、憲法の勉強が一通り終わってからにしてください。
商法は比較的簡単な内容の出題が多いので得点しやすいのですが、出題数が1問程しかないので、外すとこれまでの勉強がすべて無駄になります。
時間をかけて勉強するなら、行政書士試験の出題が最も多い行政法が一番効率が良いです。
とにかく、限られた時間の中での勉強になるので、無駄を省くことが最優先になります。

3.合格道場

「合格道場」で過去問を解いていきます。
こちらは勉強というより、これまで勉強してきたことの復習という位置づけです。
間違えた問題を重点的に再学習するために過去問を活用していきます。

商法の学習ポイント

商法の学習優先順は低いです。
どの位低いかというと、法令科目の中で、会社法の次に低いです。
つまり、商法の勉強は、行政法、民法、憲法の勉強が終わってからでも十分という事です。
特に初学者の方ではじめて行政書士試験を受ける方は、無理に全科目を勉強しようと思わず、得点比率の多い科目を重点的に勉強したほうが得点につながるはずです。

おすすめサイト

過去問

岡野の合格無料ゼミ「商法:標準レベル・上級レベル」

合格道場

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