一般常識-政治・経済・社会(行政書士試験の独学対策室)

勉強勉強法

行政書士試験の独学対策室
今回は「一般常識(政治・経済・社会)」です。
行政書士試験に向けて、一般常識(政治・経済・社会)はどのような点に注意して、どのような勉強をしていくと効率が良いか、実体験を元に紹介していきます。

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一般常識(政治・経済・社会)の勉強法

1回目受験時

テーマ

行政書士試験の一般常識(政治・経済・社会)の分野で4割以上の点数を獲得する。

勉強内容

過去問しかしていません。

実際に「合格道場」で出題されている過去問を解いて傾向を掴もうとしましたが、傾向自体がないので、対策しようがありませんでした。
過去問を解いた部分だけ覚えてみても、同じ問題が出題される可能性は限りなく低いので、どんな問題が出題されるのかを確認するのは良いのですが、一般常識の知識の蓄積には活用できませんでした。
そのため、1回目の受験時は一般常識(政治・経済・社会)の対策はしていません。
そもそも、一般常識の勉強に時間をかける余裕もなく、法令科目すら十分ではない状況ですので、手が回らなかったのが本音です。

不合格の原因

運に任せて一切勉強しなかった点が反省点です。
単純な用語問題などは確実に得点しておく必要があります。
一般常識では足切りがありますので、何とかして足切りを回避し、可能であれば得点の上積みを目指したいです。
「行書のたまご」は奇跡的に足切り回避となりました。
そのおかげで、記述式の採点をして頂けました。
「行書のたまご」の場合は一般常識の(政治・経済・社会)は一問しか正解していなかったと思います。
どこで得点して足切りを回避できたかというと、「行書のたまご」の本業が生かせる「情報処理」と日本人ならできてあたりまえの「文章理解」です。

2回目受験時

テーマ

行政書士試験の一般常識(政治・経済・社会)の分野で4割以上の点数を獲得する。

勉強内容

政治の歴史を勉強する。
経済用語を覚える。

一般常識(政治・経済・社会)の学習ポイント

一般常識の政治・経済・社会はとても対策がやりにくい分野です。
その理由は、試験範囲がとても広く、「政治」といっても、政治の歴史もあれば、法律施行時期の問題や、条約締結の時期、それも明治から平成までとどこから出題されるか見当もつきません。
そのため、行政書士試験での個別対策はとてもやりにくいのが実際です。
恐らく、一般常識の社会の勉強だけで、1年くらい使えそうな程の試験範囲の広さです。
だからと言って、全く勉強しないというのはもったいないので、取捨選択が大切になります。

「行書のたまご」が考える一般常識(政治・経済・社会)の対策

  1. 「社会」は勉強しない
  2. 「経済」は用語を勉強する
  3. 「政治」は歴史を中心に勉強する
1.「社会」は勉強しない

一般常識(社会)は時事問題が多いため特に勉強は必要ありません。(満点取りに行く方は勉強必要です)
時事問題以外はどうするかというと、自分の行政書士試験受験時の知識に頼ります。
一般常識(社会)は対象範囲が広すぎるため勉強するだけ時間の無駄と割り切って考えたほうが良いと思います。
あくまでも一般常識なので、受験時点の自分の知識に頼るほうが良いです。
どうしても、全く知識がないという方は、捨てましょう。
一般常識は足切りがありますが、一般常識の社会の分野が出来なくても足切りにはなりません。
無駄に勉強時間を割くくらいなら、行政法の勉強時間に使ったほうが、合格に近づくはずです。

2.「経済」は用語を勉強する

一般常識(経済)は細かい数字も出題されます。
ここで、数字を覚えることはあきらめて、基本的な用語のみ確実に覚えるようにしておきます。
基本的な用語というのは、GDP、GNPなどの略語が中心になります。
そこから発展して、数字を覚えることが出来れば覚えても良いのですが、そこに時間をかけるくらいなら、民法の対抗問題を解いたほうが合格に近づきます。

3.「政治」は歴史を中心に勉強する

一般常識(政治)は歴史を中心に勉強してください。
政治の歴史を順に勉強していくことで、どの順番でどんな法律が作られたか、歴代の総理大臣の順番など、漠然と覚えていきます。
あとは、過去問に出題されているポイントに関連する部分を重点的に覚えていくことが大切です。
また、海外の政治も同様に歴史を中心に勉強が必要になります。
一般常識の問題の中で、政治の分野は比較的対策しやすい分野だと思いますので、確実に得点できるようにしておきたい分野です。

まとめ

一般常識(政治・経済・社会)の分野は取捨選択が重要です。
自分がすでに持っている一般常識を信じて勉強しないという事も対策として有効かもしれません。
ただし、一般常識には足切りがありますので、十分に自信のない方は1問でも2問でも正解しておきたいところです。
そのため、基本的には時事問題に関して、日ごろから注意して新聞やニュースを見ておき、経済用語、政治の歴史を個別に覚えるという方法が効率的ではないかと思われます。

注意

あくまでも「行書のたまご」の考えなので、この方法を採用して足切りになっても自己責任でお願いします。

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