行政法-国家賠償法(行政書士試験の独学対策室)

勉強勉強法

行政書士試験の独学対策室
今回は「行政法(国家賠償法)」です。
行政書士試験に向けて、行政法(国家賠償法)はどのような点に注意して、どのような勉強をしていくと効率が良いか、実体験を元に紹介していきます。

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行政法(国家賠償法)の勉強法

使った教材は「最新六法全書」

1回目受験時

テーマ

行政書士試験の国家賠償法の分野で6割以上とる。

勉強内容

国家賠償法の条文を読む。
国家賠償法の条文自体はとても短い(たったの6条です)ので簡単に読み終わってしまいます。
ただし、

第四条 国又は公共団体の損害賠償の責任については、前三条の規定によるの外、民法の規定による。

引用元:国家賠償法

とあります。

つまり、国家賠償法に書かれている内容以外は、民法を見てくださいと書かれています。
ただし、正直に民法の条文を読み始めるのはやめてください。
民法の条文を1条からすべて読んだところで、どれだけ理解できるか微妙です。
民法は問題をといて、出題された条文を中心に覚えるようにしてください。
そうしないと、時間が足りなくなりますし、効率が非常に悪いです。

不合格の原因

国家賠償法の条文の理解不足は当然ですが、
国家賠償法の分野は、条文よりも判例がとても大切になります。
「行書のたまご」は1回目の受験時は行政法の判例はほとんど勉強していませんでしたので、この時点で国家賠償法の分野は苦手分野でした。
当然ながら出題されても5割取れるかどうかです。

2回目受験時

テーマ

行政書士試験の国家賠償法の分野で満点とる。

勉強内容

国家賠償法の条文を読む。
条文学習はほどほどに、徹底的に判例を読み込みました。
と言いたいのですが、国家賠償法の判例集のわかりやすいサイトはあるのでしょうか。
行政判例の中に少しは出てきます。
「行書のたまご」は国家賠償法の判例は行政判例よりも、過去問をベースに勉強しました。
過去問や一門一答の問題をやることで、国家賠償法の判例がベースになる問題が出題されることがあります。
その時に、解説に詳しい判例が書いていれば、その判例を覚えるようにしていきます。
あまり詳しく判例が書かれていない場合は、インターネットで検索して、読みやすく、判例をまとめてくれているサイトを探し、読み込むようにしました。
ただ、実際は「合格道場」で過去問の勉強をし、解説を読むだけで充分という印象です。

「行書のたまご」は一門一答形式で問題を解いています。

岡野の合格無料ゼミ(標準レベルの習熟度90%以上)

上級レベルには条文問題がないので、ここでは、標準レベルでの習熟度達成を目指します。
標準レベルでの習熟度90%以上は比較的簡単に達成できるはずです。
注意が必要な点として、標準レベルでの習熟度が90%以上に達したからと言って、実際の問題が解けるかどうかは別問題となります。
そのため、本当に、国家賠償法の問題を解く力がついたかどうかの判断は、行政書士試験と同等の問題を初見でたくさん解く必要があります。

一問一答形式が終われば、過去問を解く予定です。
「行書のたまご」が使う過去問は「合格道場」です。
「合格道場」は解説がとても充実しているので、無料で使える上に、その辺の参考書以上の解説が乗っているためおすすめしています。

「行書のたまご」は条文学習や判例学習に飽きてきた時に気分転換に活用しているのが動画学習です。
これまで自分で勉強した内容があっているのか、重要ポイントを間違えていないかを確認するためにもここで紹介する「寺本康之の憲法ザ・ベスト プラス」ポイント講義(国家賠償法)はおすすめです。
ここで紹介する動画は動画として活用する必要はありません。
動画を見ずに耳で聞いて内容を理解するようにしてください。できれば、講師の寺本先生の話す内容を先取りできるレベルにまで理解することをおすすめします。
先取りできるようになると内容を覚えていることになるので、本試験でもすぐに解答にたどり着けるようになるはずです。

おすすめ

ここに書いているおすすめサイトとおすすめ動画を有効に活用し、行政書士試験では行政法(国家賠償法)の問題は全問正解を目指してください。
条文問題は条文を正しく理解出来れいれば、満点が取れる問題です。
問題は判例に関する問題です。
判例は知っていれば解けるのですが、知らないと予想するしかありません。
ただし、国家賠償法に関する判例だと条文と照らし合わせて、ある程度正解の選択肢を導き出せるようになるのではなかと思います。

おすすめ動画

国家賠償法

「寺本康之の行政法ザ・ベスト プラス」ポイント講義(国家賠償法)


おすすめサイト

過去問

岡野の合格無料ゼミ(行政事件訴訟法:標準レベル・上級レベル)

合格道場

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